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もしも明日が晴れならば



もしも明日が晴れならば」のプレイを終えたわけですが
物語全体を通して明穂がとても重要な役割を持っていたのだと思いました。

だからこそ自分の中でも明穂が一番尊く見えたわけですが、
よく考えると実は明穂の想いが一番ないがしろにされていたような気もします。
そういったことについて色々と考察してみました。

個人的に明穂が一番お気に入りなので
彼女よりのレビューになっていると思いますが、その辺はご理解ください。
というか「明穂のためのレビュー」になっているっぽいです(苦笑。

ちなみに、この後の文章はネタバレを含みますのでご注意ください。
しかも長いです。その辺は覚悟してください。

冒頭にも書きましたが
明穂の存在が物語上重要な役割を持っていると思いますし
個人的には「もしも明日が晴れならば」は「明穂の物語」であると思っています。

ただし、その明穂自身の想いについて
必ずしも納得できるシナリオではなかったし、
むしろずいぶんとないがしろにされていたとさえ思います。

にもかかわらずどうして明穂の存在というものが大きく見えるのか
明穂が一番尊い存在だと思えるのかについてですが、
そこには他のヒロインとの関係に答えがあるような気がします。

もしらば全体を通してそれぞれのヒロインに共通するテーマとして
自分を認めてあげることによる成長」があると思います。
このテーマについて具体的にそれぞれのヒロインについて見ていきます。
挙げるヒロインの順番は自分のクリア順です。
特に順番に意味があるというわけではありませんので。

まずつばさの場合、
シナリオの中で明穂に対する負の感情につばさ自身が恐怖します。
明穂に対する負の感情に恐怖しながらも主人公と一緒にいたいと思い
ついには「明穂になる」という完全な自己の否定までして
主人公と一緒にいる理由を作ろうとしています。

そうした自己の否定し続ける中で
あの海辺の明穂との会話シーンにおいて
明穂の本当の気持ちを知ったり、自分自身の感情を他人に認められたりすることで
つばさは自分を認めてあげることができるようになっていきました。

また珠美の場合、
自分の鬼斬りとしての責任を負う中で
感情を持った幽霊を自らの手で成仏させるという責任を負いきれず
幽霊そして人までもを拒否することによって
自分自身の存在を保とうとしていました。

その裏で珠美自身は人の恋しさを欲し続けていましたが
鬼斬りの責任を軽減させるためにも、必死にそれを否定し続けていたわけです。

そしてつばさや主人公と出会い、
人との関わり、人のぬくもりを手に入れかけた折りに
その主人公達と関わる明穂という幽霊に対して
鬼斬りの責務を果たさざるを得ない状況になり、それを実行してしまいます。

こうして何より自分自身が許せなくて、またも独りでいようとする珠美に
主人公、そして明穂までもが珠美自身を認めようとしてくれます。
鬼斬りの対象者である明穂自身から
メールというかたちであれ感謝されそして応援される中で
珠美自身が自分に対して素直になり、主人公と一緒に歩んでいくことになります。

さらに千早の場合、
明穂に対する嫉妬心により明穂を呪ってしまったことが
そもそも物語のはじまりとしてあるわけです。

五百年前にも同様に人を死に追いやってしまったことで
当時償いという名の下に封印されることになり、
その生まれ変わりとも言える主人公に対しても
明穂の死という不幸を与えてしまったことにより、
自分自身が到底許されない存在なのだと自己を否定することになります。

人を死に追いやっておきながら
自分はのうのうと存在し続けることに対していたたまれなくなり、
自身への罰を望み明穂たちに真実をうち明けますが
明穂は逆に千早を許し、そして存在を認めてすらしまいます。

それでも煮え切らない千早は償いとして明穂に全力を尽くそうとしたり
果ては主人公によって自身が殺されるように誘導したりさえします。

そうした不安定な千早に対しても
明穂の応援さえも受けた主人公が真摯に接してきてくれます。
それでも罰という名の下に千早は主人公達から離れようとしますが
最後には償いという名目を取りはしますが
自分自身の主人公と一緒にいたいという想いに素直になるわけです。

このようにつばさ、珠美、千早それぞれのシナリオにおいて
明穂の存在を通じて自身を認める」ことになるわけです。
だからこそ物語全体を通して
明穂の存在がとても大きく、そして尊く見えるのだと思います。

それぞれのシナリオにおいて
ヒロインたちの心情というものがとても丁寧に描かれていますが
明穂自身の心情に関しては悲しいほどに
まったくといっていいほど描かれていなかったと思います。

それは明穂自身のルートも例外ではなく
明穂ルートは主人公の内面の問題やさまざまな決意に至る過程を中心に描かれ
肝心の明穂の主人公への想いというものはほとんど描かれませんでした。

それは他のヒロインのルートに関しても同様で
自らの主人公への想いを断ち、
自分自身ではなく主人公の今後を気遣い他人を応援するに至る
明穂の心情の変化というものは、ほとんど描かれませんでした。

それが顕著だったのが珠美編なのだと思います。
主人公とずっと一緒にすごしたいという未練を抱き、
ヘビを具現化させるほどに嫉妬心を抱きながらも
最後には珠美を応援し、主人公の「親友」として主人公をお願いしたい
とさえ言わしめるに至る心情の変化は
何も描かれなかったこともあり、到底納得できるものではありませんでした。

珠美編には明穂との美化されたストーリーがなかっただけに
明穂の心情がまるでわからないという点が顕著に目立ったと思います。
悪く言えば、他のつばさ編や千早編では
明穂との美化されたストーリーによって、
明穂自身の想いはうやむやのままに感動させられてしまった感もあります。

こうして考察していくと
明穂の存在というものはとても大きなものであるのに、
明穂自身の心情というものが不透明であると言えます。
そういう点では「もしらばの物語はまだ完結していない」のだと思います。

雨が降るかのように霞がかった明穂自身の不透明な心情が明かされてこそ
すべての物語が明穂の物語として集約し、
初めて「もしも明日が晴れならば」に続く言葉が見つかるような気がします。

もしも明日が晴れならば。
それは物語上の人たちだけでなく、
プレーヤー自身が願うことでもあるのだと思います。

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【2006/04/22 17:00】 | レビューあれこれ | TRACKBACK(0) | COMMENT(2)

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このエントリに対するコメント

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このコメントは管理人のみ閲覧できます
From | 【2006/05/28 20:27】 [ 編集 ]

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管理人さんの感想に激しく同意です

そしてなにより私は明穂が大好きです・゚・(つД`)・゚・
From | URL 【2007/02/19 20:25】 [ 編集 ]

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